華麗に無職に返り咲いたGypsyですが、なんとか今回は2週間でつなぎの仕事は見つかりました。
応募から採用までにかかった時間はなんとたったの1日。面接は20分。
そんな単発の契約のお仕事があまりにもあっさり決まったのでそのお話です。
以前リクルーターさんから、あなたのポジションに近い仕事がある。とお話をもらっていたのですが、
それでも連絡がこない…
ということで、”現在どうなっていますか?”とメールを入れたところ
”ごめんなさい、募集要項がまだ出てこないんです。どうなっているのかこちらも解らずに問い合わせている最中です”
と、雲行きの怪しいお返事と同時に
”その傍らと言ってはあれですが、NZ最大手の建設会社のグループ会社が6週間だけの単発契約の事務を探しています。あなたの状況を考えるとこのグループに関わりが持てる以外のメリットはないかもしれませんが、応募してみますか?
応募の意志があれば、面接を明日の16時に予定していますが、どうですか?”
とのこと。
事務職、単発…意味ないじゃん!とこのままズルズルと無職を続けるのもおかしい話なのと、
もしかしたらグループで欠員とか出たら何か空くかもしれないし、誰かが何かを知っているかもしれないし
そもそもここで選り好みしていても6週間無職のままかもしれないし。
と色々な考えが頭の中をふわーっとかけ巡り
”ありがとうございます、お願いします!”
と返答していました。
さて、連絡から早速24時間後に面接が急遽入りましたが
募集要項もなしで、面接の日時と会社名だけの連絡のみと、さすが単発なのでシンプルです。
特にお勉強できることもないので、会社情報だけさっと見通して
翌日、いざ面接へ。
今回は大手建設会社の、鉄製品を管轄する倉庫と出荷センターと、ちょっとした作業センターが合わさっている鉄工場。
マレーシア時代に、鉄工場に張り付いて板金を買い付けていたので、鉄工場にくるとちょっと安心する。
工場だけあって、オフィスも景色も決して綺麗じゃないのが逆に古巣を思い出す。
そこにいたのは、小柄なフィリピン人のおじちゃん。
”いやー、いらっしゃい!こちらへどうぞ。あ、履歴書読んだけど印刷するの忘れちゃった。持ってる?”
履歴書のコピーは面接の時は基本持ち歩いているので渡します。
さっと目を通した後、なんと履歴書を返されて(!)”じゃあ、この前の職とマレーシアの時にやっていた仕事について簡単に説明して”
”あ、あと、1日に100通のメールがきて、全て捌かなきゃいけない時はどうしていますか?”
と、立て続けに2問。を聞かれたので、2問とも特に脚色もなく答えます。
すると
”俺が思うにOver-qualify(=私のやりたいことに対して課題が単純すぎる)だけど、やりたかったらOKよ。”
とのこと。結論、早っ!
”今回の単発契約、ただの事務なんだよね。それにあなた鉄工場担当の買い付けだったのね?びっくりしたよ。
〇〇とか△△知ってる?…って、もちろん知っているよね。じゃあもう説明もいらないや。
そうすると、完全にあなたの経歴だと物足りない仕事というか…ちひろがマレーシア時代にやっていたことを、最後に入力する事務の子いたでしょ?あっちの立場になるんだよね、今回。それでも大丈夫? ”
と、今回の応募が事務職で、私がその事務職の前のプロセスを期待して応募したんじゃないか?と心配されています。
大丈夫です。ただ、その6週間の間に、何か他にそれ以上のことができるチャンスがもらえることを期待しているためここを受けたというのが本音です。と正直にいうと
”はいはい、ビザとフルタイムでしょ。俺も10年前にフィリピンから出てきたから、何が言いたいかはよーくわかるよ。
今はその期待には確実に答えられない。事務職。6週間。パフォーマンスとか関係なくそれだけ。それでもいいのね?
あと、結果はとりあえずもう1人会わなければだから、そのあと連絡するね。本当に大丈夫?”
はい!というと、その日はそれで終了。所要時間20分。
鉄工場と、東南アジアのノリだったので、とんでもなくリラックスできた面接でした。
向こうも単発なのであまり時間はかけてられない様子。
これはいけたっしょ。と余裕をかましていたけどやっぱり大丈夫でした。
来週の水曜日から来てくれとのこと。今回は週5です。
ただ、面接地と勤務地が違うのを”言い忘れていた”とのことで、電車で20分のところが1時間になりました。きっつ。
ただ、だからとお断りするのもおかしな話なので、仕方ない。電子書籍でも買っておこう。
さて、今回は事務職をいただきましたが、
我ながら本業は内部営業(グループ会社への自分の売り込み)だと思っています。
まずは与えられた仕事をしろ。と言われても…ねぇ?笑
なので、6週間で同じ製造業と調達業務の人をいかに探して売り込めるかを考えないと。
そして、また無職になるのも嫌なので、職探しはちゃんと進めていかないと。
…とはいえ、とりあえず何かしらが決まったので、とりあえずよかった。
恐らく、前みたいに試用期間アプローチなどを仕掛けたら、恐らくこの次がラストチャンスになるかもしれないのでちゃんとしたアプローチ方法を考えておかないとですね。
残り7ヶ月。時間が経つのがほんとうに早い。
半年後の自分が何て言ってるかわからないけれど、やれることとやりたいことは全部やって、ダメなら何かレベルアップした状態で帰る。
今回の挑戦の目的は”バックパッカーを再開できる職場環境探し”なので、それを忘れるほど追い込まれないように。それだけ。
前回クビになってからそう開き直っているので、今後も手ぶらで帰らない。ということに集中します🌱
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