感染者1人で始まったロックダウンが終わりません!!ニュージーランドの現状

ニュージーランドは現在ロックダウン12日目です。

新型コロナウイルスの”デルタ株かもしれない”が感染者が1人確認されて即日ロックダウン(翌日にデルタ株と確認)になってからほぼ2週間が経ちます。

本日の首相と保健省の記者会見で、現段階でのオークランドにさらなる2週間延長が発表されました。
(オークランド以外もロックダウンは継続しますが警戒レベルが1つ下がり、テイクアウトやオンラインショッピングの店頭引き取りなどが可能となります。)

たった1人から即日ロックダウンを行なっても2週間で感染者は合計562人まで増えています。デルタ株の強烈さがうかがえます。
(参照元:https://www.health.govt.nz
コロナフリーを掲げるニュージーランド。

対応の早さと厳格さも印象的ですが

なにより、明確な方針発表と進捗が捉え間違いようのないほどかわりやすいのが特徴です。

目次

これさえ見てれば全てがわかる記者会見

ニュージーランドでロックダウンは全国規模では2回目。
オークランドでは5度目(のち2回は1週間以内)となります。

ロックダウン期間中は毎日午後1時より首相と保健省の会見が行なわれます。
(会見中継:https://www.stuff.co.nz

この記者会見は一般的には以下のフローで進みます

・感染者の数と感染状況
・全国のPCR検査、下水検査の結果
・ロックダウン期間や新ルールに関する発表
・今後の方針
・記者からの質問

…こちらの記者会見、英語が母国語じゃない外国人の私でもこれさえ見てれば最新で正確なニュージーランドがはっきりとわかる
&ニュースサイトが中継をストリーミングしてくれる、手軽なのにオールインワンの情報源となっています。

ニュージーランドは本当にコロナフリーになるまで戦い抜くのか?

戦い抜く方針だそうです。コロナフリーがもたらすメリット、経済効果、なによりニュージーランド人の安全を守るためにコロナの排除はブレずに行なうそうです。

ロックダウンしているのに毎日感染者が増えている。やる意味はあるのか?

1人見つかった段階での制限がゼロだったことから、感染から発症までの間の伝染やそこから派生した感染者と家族が徐々に潜伏期間を経て発覚するため、一時的な増加は想定内だそうです。
現在ロックダウンで人の動きが止まっているので、大量検知の後に徐々に減ってゆくのが専門家&過去の経験による傾向。ロックダウンは効果を発揮しています。

この戦略は経済的に大丈夫なのか?

短く厳しく閉めて、コロナフリーにしてから経済活動が元どおりになる方のメリットの方が大きいと判断しているそうです。

ニュージーランドはこの方針のままでゆくのか?

現状ではコロナフリーにこだわります。
ワクチンが国民じゅうに行き渡るまで、そして今後どうするかの決定がなされるまでの間は、コロナフリーで時間を稼ぎその後のデータで段階的な国境封鎖の解除や段取りが発表されます。

延長期限後の予定は?

わかりません。そのための延長だそうです。解除しても安全だというデータがきちんと集まり確認が取れたら警戒レベルの変更がなされます。

…と、テレビをもっていない、ニュースを見ない、英語が母国語でない私でもこの会見さえ見ていればちゃんと”今日のニュージーランドの公式見解”が理解できます。

誰もが疑問に思っていることは毎日繰り返しアップデートするので、一般市民レベルもニュースに対して

”あれ、こんなこと聞いてないからそれは間違いだと思うよ?”
…と判断できるほどハッキリと毎日繰り返してくれます。

また、この会見で印象的なのは、首相の方針の明確さと一貫性もさることながら
記者の質問のレベルもめちゃくちゃ高いんです。

”私もそれ聞きたかった!”という質問がとても多く
関係のない質問や記者の個人の意見や批判よりも、ちゃんと多くの人が知りたい質問に絞られているのが印象的です。

例)感染者は自宅隔離としていますが、その家族やシェアメイトが同居しているのになぜ自宅隔離なんですか?自宅隔離でもご近所は安全なんですか? など。

また、質問の回答が現状把握できていないものには
”憶測で話せる内容ではないので、後で調べて連絡差し上げます”とハッキリいう潔さも見ていて感心させられます。

ニュージーランド政府を手放しに絶賛しているかということは別のお話として、
ロックダウンとコロナ対策という面においては政府と報道のあり方を感心しながら学んでいます。

1件だけだから、2週間くらいで終わるだろうと思っていたロックダウン、長期化してきました。

現在ニュージーランドは冬のおわり。ロックダウンが解ける頃には春なので、大人しく春を待つことにします…🌿

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