何をしようかまで考えたところで、どこにしようか。のお話です。
1)やっぱりKLで転職して、もうちょっとここを楽しむ
2)インドネシア人の大親友が楽しそうに暮らしているオーストラリアに(転職という形で)挑戦する
3)誰も知らない土地へ!カナダに挑戦する
4)自然豊かで平和なニュージーに挑戦する
5)実は今の職場の日本本社から東京来てもいいよと言われている(保障なし)
1)と5)が捨て去れないまま、さあてカナダかオーストラリアの挑戦に絞り込みました。
オーストラリアの情報は、たった5日のメルボルンの思い出と、友達から聞いたことだけ。
カナダには行ったことがなく、下見に行く予算もないので
もう未知と未知の一騎打ちです。
まずは、可能性から入ってみます。
友達のコネクションがあるという意味では、オーストラリアはなんとか頑張ればどうにかできるかもという希望がある。
ただ、仕事が見つかる条件はカナダよりも厳しそう。。
オーストラリア育ちのマレーシア人の友達(今はKLに住んでいます。大事なブラザーです)からも、
アジア人いらないの風潮が強く、税金がとても高いよ。
と聞いています。
ただしカナダのお話なんて全く聞いていない中で
知らなかったから。というだけで行くのはなんともリスキーなお話し。
なんとかたどり着いたのが、カナダに住むチュニジア人の友達。
マレーシアで一緒に留学していた時の仲間です。
彼はネイティヴフレンチスピーカーなので、ケベックというフランス語圏に住んでいます。
彼はカナダで博士号を取ったので、勉強した期間と同じ長さの3年間の就労許可ビザを持ち、卒業して2ヶ月ほどお仕事を探しているとのこと。
就労ビザがあるので簡単なバイトはすぐに見つかるけれども、オフィスワークはやはり難しそう。
現地で博士をとってもそうなるのか…。
となると、やっぱり挑戦は非常に高い壁となりそう。
要するに、右も左も高い波なんですね。怖いよう。
そうなると、やっぱり友達のいるメルボルンにしよう。そう決めかけた時
大親友がちょぴっとビザをこじらせ一時帰国するとのこと。
今は解決したけれど、当時は戻れるかわからないと。
その時に思った心の叫びが
”じゃあ行く意味もチャンスもないじゃん!!”
だったのです。
…あれ、おかしいな。
要するに、私のモチベーションって彼女だけだったってこと?
あんなに静かで素敵な街も
あんなにはしゃいだ5日の思い出も
これだけでひっくり返ってしまった?
そして、いざ移住した後
もし彼女がいなかったら
あたしやっていけない。
そんな考えでいっぱいになりました。
あれ、そうすると、これって正しい決断とは言えないんじゃない?
そんな不安と迷いでいっぱいになり
ほぼ決まりかけていた候補は白紙に逆戻り。。。
もう3ヶ月もずっと答えが出ないまま。
相当たくさんの人にも相談して
でもやっぱり答えが出ないまま
煮詰まった私は、最後の砦、どう転んでも味方の
”オカン”に相談するのです。
さすがお母ちゃん。結局誰よりもあたしの扱いをわかっていますね。
”あんたは人で生きてるんだから、友達がいたほうがいい。ただ、友達がいるってことは、こけても立ち直れるチャンスがあるってこと。こけてもオーストラリアには行けるけど、オーストラリアでこけたらカナダとか抜かせないでしょ。”
”先にカナダに1ヶ月とか3ヶ月とか行けばいいじゃない。で、絶望したらさっさと諦めてオーストラリアに行けば?どっちも行くって考えてないの?”
”そんな気持ちでオーストラリアしか見ないで後悔しないの?あんた中東情勢の話になると、偏見するなら見てから言え!中東は綺麗なんだ!っていつもいうじゃない。”
”いつも通り、見てから言えば?お友達にはカナダの視察をしてから決めるって甘えさせてもらいなさい。許してくれるんでしょ?”
と、2分で一蹴。あたしの葛藤ってなんだったんだ。笑
正論すぎてぐうの音も出ない。。。
ただしそうなると今度出てくるのは…¥¥お金¥¥の問題
150万で保険と航空券を工面して…オーストラリアに渡ることには30万も残ってないんじゃないかしら。笑
するとさすがのお母ちゃん
”金の心配はするな。すぐには貸さないけど、死にそうになったらなんとかしてあげるよ。ちゃんと返すの知っているから。”
”失敗して無一文になったら帰ってきなさい。あんたの実家の生活費はタダだから。仕事でもバイトでもしてお財布が回復したらその話はしようよ”
…本当にもう。なんて感謝したらいいんだろう。この家の子でよかった。どんだけついているんだこの人生。
すみません。こんな娘で。今はこんなんだけど全力で親孝行するからしばらくは元気でいてね本当に。
ただまあそれ前提に動くとどうなるかもわかっているので
本当は契約終了を待たずに150万達成した翌日にでも(多分8月)出発したいと思っていたけれども
もうちょっとだけここに残ってお金貯めることに集中しようかな。
この電話はまだつい最近のことなので、
予算の計算やら再出発プランは後日真剣に立てます。
お金でものや人を判断するのは嫌いと言ってはいるものの
やっぱりお金は今のご時世で生命に直結する大事な問題。
そうすると次の質問は
若さと勢いで飛び出すか
ちょっとギリギリまで勝負せずにお金を貯めるか。
まあ、たかが1年とかの違いなんですけどね。
その1年の大きさも、新卒で飛び出しているので意外と無下に出来ない自分がいて。
新しい疑問が出てきました。
ああ、考えることが多い多い。
ただ、本気で考えてるので結構楽しんでます。
というわけで、結論がなーんも出ずにまだまだまとまっていないのですが
そんなことを考えているのです。
まだ途中なので、ここから先の仮結論が出たら、またお話しますね。
こんなこと書いておいて結論が1週間で全部変わっちゃいました!てのが人生の醍醐味なのですからとカッコつけておきますが、マジで白紙!という迷える仮ジプシーのつぶやきなのでした。
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