海外移住、迷ったらやってみように一票とその理由。

 

気がつけばニュージーランド生活もほぼ3ヶ月。
現在本採用をかけて試用期間中です(詳細は下記)。

 

…要するに、結果はまだ。

 

そんな中で、この挑戦をしてみてどう思っているか?をあえて今お話ししたいんです。
(だって、結果が出てからじゃ後付けみたいでしょう?)

 

ちなみに、私のここまでに至る経緯と現状はこんな感じです。

2011年にマレーシアに1年留学し、在学中に海外就職したいと散々迷ったあげく実行。
↓
2014年、マレーシアに新卒で就職し約4年を過ごす。
↓
マレーシアを出ると決め、とっても迷ってニュージーランド行きを決意。
↓
知り合いゼロ、スキルもゼロ。持っているのはアジア英語と製造業の職歴4年弱のみ。
それでも、ネットで片っ端からいろんな人に話しかけ、なんとか面接を2件取り付ける。
↓
ニュージーランドにワーホリビザで渡航。
仕事と就労ビザをかけて、試用期間という名目で週に3日オフィスでアルバイト。現在本採用レビュー待ち ←(今ココ!)
↓
OKならビザ申請、移民局が許してくれればミッション達成。
または
ダメならまた考え直し

2回とも何か移住ができる資格もなしに飛び出し、
渡航先で何がしたいの?という答えもないまま、行きたいから。だけが理由で動いています。

 

それでも散々迷ったあげく下したこの決断に2回とも納得しているので
”海外移住、迷ったらやってみようよ”に一票です。

(もちろん計画、事前準備は必須。準備については近日公開)

 

今日はその理由をご紹介します。

 

1. やっぱり”路頭に迷う”ってまず起きない。

世の中、何でこんなにネガティブな情報ばかりなんだろう。
ネットも、会社の人も、家族や友達ですら、

”そんなことしたら今後まともな仕事に就けなくなるよ”

とか言われ、失敗してしまったら路頭に迷うんじゃないか。
そう思う人も結構いるはず。

私ももれなくそのひとりで、2度目の移住ですらその感覚に飲まれました。
ニュージーランドでも仕事がなくて、職歴にブランクが空いて帰る先もなくなったら…なんて考えていました。

が、そんなこと、まず起きません。

迷っているとネガティブなことで頭がいっぱいになり、
路頭に迷う前に、”これはやばいな”と感じて軌道修正ができる能力が人間にはある。
という簡単なことをついつい忘れてしまうものです。

 

2. 不安の大半はただの被害妄想だったと気づく。

(1) にも似ていますが、もし○○が合わなかったら、とか
〇〇ができなかったら…とかいろいろ不安がこれでもかと湧いて出てきますが、
あのとき何時間も使って悩んでいたことの7−8割は起きていません。

なんという時間の無駄。笑

もちろん現実に起こることもあります。ただ、迷っているときの不安の全部が起こることはまずないです。

これの線引きとしては、語学や予算など、
自分で解決策を用意できる不安とは徹底して向き合って解決策を用意して、
人間関係や気温や環境など、自分の力ではどうにもできないことは考えない。

これに限ります。ただ、これも人間忘れるのでいつも行動を起こした後にこれを思い出すのです。

 

3. 世の中の人って、優しい。

旅でも移住でも、何かに向かって一生懸命になると不思議と

びっくりするくらい親切な人が
びっくりするくらい丁度いいタイミングで
びっくりするくらい適切な助けや知識を与えてくれます。

新しい土地で自分にできることが減り、
人の助けが必要になり周りを見渡してみると、
世の中親切な人の多さには毎回驚かされます。

下手なプライドは一旦忘れて、
人の力を借りて何とかやってこれた生活は、

目をつぶってもわかる何年ものルーティンワーク生活で忘れていた
いろいろな感覚を呼び戻してくれます。

 

4. 迷っていた時には考えもつかなかった進路が出てくる。

うまくいったらラッキー、ダメなら戻る。
迷っていた時はこの2択しか考えられませんでした。

ただし、本当はそれだけではなく、
今まで見たこともないようなことをしている人に会えたり、
新く知れたことにワクワクしたり、今まで知らなかった道が見えたりと、
当時の仮定が何も役に立っていないくらい多岐な選択肢が行動を起こした後に広がります。

(マレーシア時代にもこちらでこの話を詳しくしています。)

いざ飛び出したら、他にもやりたいことがたくさん出てくるので、
迷っていたころの視野の狭さが笑い話になるのです。

 

5. 追い込まれると、勉強が苦しくない。

語学も、知識も、人間追い込まれると案外すっと覚えるものです。
そして、すぐに使うから定着も早いし、
やらなければいけないことなので嫌でもやることになります。

やらなきゃ今後ヤバい。というレベルまで追い込まれると、自主的にできてしまうから不思議なものです。
訳わかんないことも多いですが、苦しくはないですよ。

 

6. 感謝が増えて、ストレスフリーな体質になる

知らない土地での親切な人はもちろんのこと、
地元の人とうまく話ができた!のような些細なステップアップまで。

他にも、こんな破天荒しているのに文句一つ言わずに”元気~?”と連絡をくれる家族や
今でもなんでも話せる日本&マレーシア時代の友達

超便利で何も不自由のなかった日本暮らしも、
出勤から退勤まで業務の話半分雑談半分でノンストップでおしゃべりしていた学校みたいなマレーシアの前職も。

離れて、なんて素敵な人や環境に囲まれていたんだろう。と気づくことも多いのです。

新しい所でひとつずつ前に進めることの感謝と
変化して気づいた今まで持っていたものに感謝に気づけると、
不満を言っていたのが馬鹿馬鹿しくなるので、結果ストレスフリーな体質が手に入ります。

 

***

 

大きな決断には、こんなにメリットがあります。
なので、準備も整えたのならば、あとは一歩踏み出してみればいいじゃん!と思います。

 

うまくいったからそういう綺麗事が言えるとかじゃなく、
まだまだ日々ぐっちゃぐちゃな中で結果も出ていないこんな状況でも自信を持って言えます。

まだまだ本採用に関する不安はかなり重くのしかかっているのは事実だけど、

今の選択肢がうまくいかなければ、また別の会社に挑戦するもよし、
せっかくだからエスプレッソの勉強して7年ぶりにカフェで働いてもいいかな。とか
全く違う勉強をして、知識を増やしてアジアに戻ってキャリアチェンジをしてもいいな。なんても。

軌道修正はできる。そんな変な自信がついてきたのは、
ただ単に時間が解決してくれただけです。

もちろん、今のやっていることがうまくいくように頑張るのが最優先ですけどね。

 

マレーシアへのホームシックにもかかり、できないことに不安が募りパニックみたいなこともよくありました。

(ここでもたっぷり弱音を垂れております。)

 

つい先月くらいまでしんどくてもうこんな挑戦2度とやりたくない。とすら思っていた人間がこんなこと言っているのだから、
この不安は現地に着けばあとは時間が解決してくれるだけ。

今なら言えます。やって悔いなし。と。

 

今回の挑戦が成功かどうか?といえば

ちょっとまだ成功と呼ぶには早いし、それはちょっと虚勢っぽいので

”ミッション達成すれば成功だけど、不達成でも手ぶらでは帰らなないよ”
という感じでまとめておきます。

 

試用期間レビューそろそろのはずなんだけどなぁ。。。(やっぱり不安なものは不安。

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