<ニュージー就活>アドバイザーに就労ビザの相談をしたら進路が即決しました。

 

 

3つのすべての面談を終えて、手元に残った2つの選択肢

 

面接1:前職NZ支部。空きがないからとお断りにて終了。

面接2:ニュージーランドの建設会社(オークランド)。前職と同じ資材調達。バイトスタート。

面接3:留学生のエージェンシー(クライストチャーチ)。ビザがおりれば即フルタイム採用。

 

面接2の会社の回答期限は先週末。

要するに、バイトスタートに賭けるかビザに一存するか。

またまた“どちらも未確定”のままの決断となります。勘弁してー。。。

 

とはいえ、面接3の会社から“オークランドから出ると永住権のポイントもたまりやすいし、こちらはすぐに正規採用ですよ”問いう甘い誘惑もあり。

ましてや日系だから日本人だとビザは簡単なはず。と勝手に思っていたのです。

(※ただしこれはマレーシアのケースで、実際は真逆と判明。詳しくは下記で)

 

ただしビザが絡むので、下手に素人判断するのも嫌だなあと思い、お金を払ってでもプロにどちらがいいか相談しよう。と決めました。

今回もまたエクセルを使ってPCの前で詰むんだろうな。と思ったのですが、彼のアドバイスがあまりにも的確すぎて、その必要もなく即決に至りました。

 

Google検索で見つけたニュージーランド就職の経験者たちのブログを何個か見ていたのですが、こちらのブロガーはみなさん仲がとても良さそうで、1つブログを見つけると全部Twitterで繋がっています。

今回のアドバイザーさんもそこから飛んで見つけました。

 

時間もそうないので、2−3営業日かかるつもりで早速メール。

“こんにちは。初めてメールをさせていただきます。企業と職歴とビザの関係に関しましてのご質問です。

*自己紹介、CV、今ある選択肢の説明(省略)*

そのため、本日は◯◯様にどちらのビザの取得可能性が高いか、また申請にあたり今後お勧め頂けるプランや相談などのコースのお勧めがあればと思いご相談させていただきます。“

 

すると、その日のうちに即レスで

 

“明日返信します。少々お待ちください。”

 

とのこと。

明日って、土曜日だけど…いいのかな?

 

すると本当に翌日に返事が来ました。

 

そこにはビザの詳細や、その人の個人的な意見がぎっしりと書いてあり、最後の一文に

“現地企業での働き方やメリットでしたら弊社のデータサイエンティストが、今日か明日なら時間が直ぐに取れ、会って話すことも出来ると言っていたのでお気軽に返信下さい。

こちらからの提案ですし、今回の話し合いは無料ですのでご安心下さい。

どちらかというと、ワーキングホリデーで入国後直ぐにお仕事に就けるようなポジションにいる話に感心していたので…“

 

コンサルタント料金150$と書いてあって、がっつり払う気でいたので親切すぎて拍子抜け。

しかも週末のアポOKとはなんとまぁ。

 

早速お礼をし、アポイントを取り付けます。

 

そして、当日待ち合わせをして、近くのカフェへ。

見た目若そうなお兄さん。“こんな格好ですいませんねー”と言っていて、確かにカジュアルだったけど、マレーシアではTシャツジーパン、たまにビーサンで会議に来る人が普通にいたので言われるまで気づかなかった!!慣れって恐ろしい😂。

 

そんなこんなで、カフェに着くとすぐに本題へ。

 

早速、ワーホリビザ、ワークビザの特徴の説明を受けて、ワークビザを取るにもどういったことが必要かの説明を受けます。

 

ワークビザに切り替えると、ワーホリビザが消える&会社を変えるとワークビザが消えるし、切り替えが相当面倒なので、できればワーホリビザを8ヶ月くらい使ってから切り替えるといいよ。とのこと。

そうすると、万が一会社が合わないとか、クビになっても次が探せるとのこと。

 

また、ワークビザ申請にあたって、

“ニュージーランドにこのスキルを持った人が足りていません”というスキルワーカーリストがあり、私はそこに載っているものは何もないのでこれがいろいろ大変。

 

そこで、今後どうすればいいのか、それと今の2つの選択肢をどうすればいいのかを彼の経験談を元にアドバイスいただきました。

 

まとめると、こんな感じです(2018年1月地点での条件です)

—学歴、前職の職歴、これから受けるポジションが一貫している方が、スキルが認定されやすい。だから何も関係していない新しい仕事よりも、前職や学習内容に近い方がいい。

—ビザを取るには、内定先の会社が一般に求人を出し、他に人が集まらなかった証明が必要だが、なぜ他の人を落としたかも証明しなければいけないためただのカラ求人はもう通用しない。

—募集要項をかなりマニアックにして、誰も応募しないようにすることがカギ。なので何か特殊な業務を覚えて、その業務ができる人を条件にカラ求人を出せば誰も寄ってこないので証明になる。

—それもあり、最初の数ヶ月バイトは大賛成。何ならワーホリビザを使い切るギリギリ(切り替え3ヶ月を見て、8ヶ月くらい)までバイトの方がいいかも。そこで業務を覚えて人事と一緒に誰も応募できないようなマニアックな求人を作るのがおすすめ。

—日系とローカルだと、ローカルの方が交渉力が強い。

—日系は業務時間が長い傾向があり、ブラックも多いので、労働規定に引っかかったり、時給換算すると(ビザ発行目安賃金より)安くなったりとビザ基準に漏れやすい。だから交渉力が弱い。

—日系だから日本人が有利、というのはニュージーでは無い。日本人の永住権保持者・日本語堪能NZ人もかなりいるのでそっちを優先してね。で終わり。
※これは意外でした。マレーシアは逆に、日系だから日本人です。で一撃なので。

 —ましてや私には留学エージェンシー経験が無いので、なんでこの子を採ったの?の証明は相当難航しそう。ビザが取れなかったら不採用と言われている地点で相当怪しいし、日本語求人に日本人が集まるのはよくあるので正直先方は誰でもいい可能性が高い。

—1度日系の留学エージェントや接客業に飛び込むと、今後のキャリアチェンジがかなり難しくなり、今後、他には転職できない可能性が高い。

—オークランド外が永住権ポイント高いのは確かだけれども、まだこの話は早すぎるから今はあまり気にしなくていいと思う。

—現地企業でローカルの上司の下で働いた経験があれば、その人をリファレンス(履歴書の正当性を証明する人)にお願いしてOKしてもらえれば地元でやっていけるという証明になるため、万が一この会社がダメでも次の可能性が広がる。上司が日本人だとそれができないのでやっぱり次が難航する。

—ローカル企業の方が人事制度が柔軟なので、ビザのためにいろいろ書き換えてくれる。この書き換えのアドバイスを移民アドバイザーがやるので、必要なら連絡下さい。

—会社のまだ持っていない新しいデータなどを作ったり、それらを学ぶアピールをして、Job Description(ビザや求人を出す際の役割一覧)にそのデータスキルを入れてもらうとビザが降りやすい

—このビザアドバイザーの方が、そういうデータのスペシャリストなので、データを扱う仕事で何かデータのアドバイスがあれば助けますよ。何なら”知り合いにデータのスペシャリストがいるのでその人から学ぶコネと向上心があります!”って言ってJob Descriptionにさっさと書いてもらっちゃえ!ビザ関係なくデータの扱い方なら個人的に教えますよ。とのこと
(優しすぎる…😢)

—と、いうわけで、地元の会社をお勧めします。

 

はい、この上なくクリアーです。

アドバイスも的確すぎて、何も迷うことなく決断ができました。

 

というか、こんなに親切で的確な人いるんだ。いろいろびっくり。

データの相談はビザ関係なくいつでも乗りますよ。とのことで、何かもうどんだけすごい人なんだと終始圧倒。

東南アジア仕込みのオーバーリアクションが自然と出まくっていたのでびっくりさせていないといいけれど。笑

 

…てか、私一銭も払ってないのにこんなに助けていただいていいのですか?と、ポカーンってなって、

とっさに、東南アジアにお越しの際はお助けしますというなんとも役に立たない申し出をして、何を言っているのだあたしは。となりながらも、いや、こんなすごい人初めて見たかも。と終始感心。

 

とてもとてもいい経験になりました。

仕事が始まったら、本当にデータの相談させてもらおう。

 

…というわけで、早速バイト採用の会社に

“2月6日スタートのバイトを喜んで引き受けます。これからも宜しくお願いします”

とメール。しばらく返事がこなくて心配だったけれど、今朝やっと

“連絡ありがとう。6日が祝日だったから7日からね。まだバイトの契約書や詳細ができていないので、金曜日までに詳しい情報送ります!”

とのこと。よかった。

 

契約書ができていないのはマレーでもよくあることなので、ここはあまり心配していません。

 

ちなみにもう一つの方は、お断りを入れなければなのですが、今ビザの可能性を移民弁護士に聞いているとのことで、この情報をせっかくなのでいただいてから連絡します(で、いいよね?)

もらえるものはもらっておきます。えへ。

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