英語面接”Tell me about yourself”なんて答えればいい?ニュージーランドの面接官から学ぶ解答例

海外就職で避けては通れないもの、英語面接。

海外での英語面接では、日本の就活の志望動機に匹敵する重要かつ定番の質問があります。
それは”Tell me about yourself (自己紹介をお願いします)”です。

さてこの質問、なんて答えましょうか?

面接なんだから、前職や実績、自分の専門を交える?
自己紹介だから、年齢や出身地とか?
仕事に関わる自己紹介?ざっくりしすぎてよくわからない質問の一つです。

今日は、ニュージーランドをはじめ多くの国の面接をするマネージャーが望む自己紹介のテンプレートについてのお話です。

現在、私はニュージーランドで世界中から社員とマネージャーのあつまる企業で現地採用としてお仕事しています。
ニュージーランド雇用の流動性は高く、新人も組織の再構築も日常茶飯事。

私のオフィスでは、新人さんが入る数日前に、必ずその新人を雇った人(主にその彼/彼女のボスに当たる人=面接をした人)が他己紹介メールを書き、社員全体にメールで共有されます。

そのメールの内容はまさに、雇う側の人が雇う人ついて簡潔にまとめた”彼らの立場から望む自己紹介”。

もちろん書く人と新人さんの状況によりいろんな内容が人によってバラバラに書かれていますが
数通~十数通この半年間で見た中で、共通している項目があります。

目次

<紹介の基本的な構成>

  • 名前
  • 出身地や国籍などのバックグラウンド
  • 今までどこで何を仕事にしてきたか
  • 家族構成、パートナーや子供の名前
  • 趣味、仕事以外にどんなことをやっているか
  • これからの意気込み

が、だいたい共通する基本的な構造です。

これらをだいたい1文章ずつ、メールにすると4−5行。
話すとだいたい1分程度で終わります。

では、ニュージーランドで働くボス(面接官)たちが書いた実際の他己紹介メールを紹介します(実際は英語のメールです)。

例:私のマネージャーが書いた当時の私の紹介文

来週より、退職する◯◯の代わりに、ちひろが加わることになりました。   ちひろは、ニュージーランドにワーキングホリデーで2018年1月に来たばかりの日本人。   ニュージーランドに来る前は、マレーシアのXX社で、資材調達を4年間経験し、ニュージーランドでも物流アナリストとして数ヶ月、計3カ国での就労経験があり、非常にフレキシブルな方です。物流プランナーも調達業務の一環だったとのことで、今回の役職にもすぐに馴染める背景を持っています。   (本来ならここで家族構成の紹介が入りますが独身のため省略されていました)   趣味は旅で、アジアや中東を旅して、世界中の人とのふれあいを楽しんでいるそうです。ニュージーランドの国内旅行もとても楽しんでいると聞いています。彼女はこれから3ヶ月、短い間ではありますが当社で働けることを非常に楽しみにしてくれています。

例2:ニュージーランド人のマネージャーが書く新人紹介文

※名前はすべて仮名です

以前から4ヶ月間ずっと探し続けていた◯◯のポジションに、ついに適材のトニーを紹介できることを嬉しく思います。   トニーは、オーストラリアに2年間住んでいる南アフリカ出身。   南アフリカではXXという会社でマーケティングアナリストとして計7年間働き、オーストラリアではマーケティングマネージャーとして2年活躍していました。今回の役職に非常に近い7年の経験がすぐにこちらでも適応してくれることを楽しみにしています。   トニーは奥さんのリナと、2人の娘のサーシャ、ハナ、そして息子のジェイと一緒にニュージーランドに移住という大きな一歩をつい1ヶ月前に踏み出しました。週末はラグビーに勤しみ、ニュージーランドでもクラブチームを探しているようです。2019年のW杯をすごく楽しみにしているとのことです。   忙しい役職にはなりますが、非常にフレンドリーな彼ならこれからも◯◯をさらに良くするべく励んでくれることを私も彼も非常に楽しみにしています。

例3:ニュージーランドに長く住むマネージャーが書く新人紹介文

※名前はすべて仮名です

以前リムの働いていたポジションに、新しくアリーが加わることになりました。アリーは基本的にリムと同じ仕事をすべて引き継ぎます。   アリーはフランス出身で、5年前にオーストラリアでワーキングホリデーを経験した後、4年前にニュージーランドに引っ越してきました。   アリーはフランスでメディアのマーケティングに関わる学士を取り、その後ソーシャルメディアマーケティングのポジションでフランス、ニュージーランドで計6年働いています。前職ではインスタグラムを使ったマーケティングを担当しており、写真を使ったメディア媒体のエキスパート。今回のメディア広報にぴったりの人材です。   アリーは4年前にニュージーランド人のパートナーのケビンと一緒にオークランドにやってきました。メディア担当とだけあり、写真の腕前は素晴らしいです。プライベートでも写真の加工などを趣味としており、ニュージーランドの大自然の写真を撮りに行くのが好きなんだそうです。(これからみなさんの社員証の写真のお願いはぜひ彼女で決まりですね!)   これから当社のこのポジションで数年スパンでとどまることを楽しみにしている熱意のある女性です。

…と、テンプレートは大体一緒です。これを実際に音読してみると大体40−50秒ほど。考えながら自分の言葉で話すと1分前後に収まります。

面接では、国籍、人種、家族構成やパートナーの有無は面接官から聞くことはあまり好ましいとされていませんが、自分から話すこと(特に家族の名前をいうなど)は非常に好まれます。

以前アルバイトをしていた会社の本部長さんも面接での自己紹介方法教えてくれましたが(詳細はこちら)自己紹介はあなたは一体誰なの?に答える場所。

ここでは自分がなぜここに応募する資格があるのかを一言程度でまとめ、あとは自分自身について語りましょう。
経歴については、これから面接で詳細を聞かれるのでここではあえてあれこれ言わず、次に備えておくのがベターです。

まず、どんな人かを知るのが仕事の話より先。共通の話題を探す貴重なチャンスですので、一旦仕事の話は忘れましょう。
ここで家族構成や趣味が一緒だったり、昔住んでいた国が一緒だったりすると、距離がぐっと縮まります。

英語面接の自己紹介に困ったら、まずはこのテンプレートにそって自己紹介を考えてみてください 🙂

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